4年前の2017年4月1日に結婚式をしていました

家のことあれこれ
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どうも。すんすけです。

今年も嘘だらけの記事を一つ更新しようかと思いましたが、SNSの普及によって嘘のつき方にもセンスが問われすぎる世の中になっているため普通の記事を更新する事にしました。

タイトルのとおり、自分は2017年4月1日に結婚式を挙げました。

こういう結婚式の牧師さんって、ガチ神父ではなくてアルバイトの人がやってるという都市伝説を某掲示板で見かけたんですが本当なんですかね。

結婚式に向けて

嫁ちゃんと結婚するという話になった時にはお腹に子ども(今の息子)がいる状態だったため、「結婚式をいつやるか?」というのを決める必要がありました。
結婚式準備の負担感や当日の体調も読めないので「子どもが生まれてからやる」という案も当初はあったんですが、自分たちの両親の意向も汲む形で妊娠期間に結婚式をする事になりました。

式場探しその1

俺は”嫁ちゃんがしたい結婚式”を実現させたかったので、嫁ちゃんの希望を聞きながら式場選びをする事にしました。式場は「ホテル」「レストラン」「ゲストハウス」の三種類だ、というのをネットで調べた我々は、まずは料理が美味しそうなレストランに向かいました。

すん「見て、人がゴミのようだよ。」
嫁ちゃん「本当ね、まるでゴミみたい。」
と言いながら見た夜景。

なんか俺がボールを蹴ってるという話をしたら、デザートプレートに一工夫してくれました。凄い。
ちなみにこのレストランは、帰宅途中に嫁ちゃんが発した

「もっとTHE・結婚式場!!って感じがいい!!」

という一言で候補から一瞬で消えました。しかし結婚式場探しの方向性を決めるのに必要な犠牲だったと思うし、料理はとても美味しかったので子どもが生まれてから普通に食べに行きました。

式場探しその2

嫁ちゃんが求めるTHE・結婚式場!!を探すため、我々が次に向かったのはゲストハウスのアニヴェルセル東京ベイ。ちなみにこの時点で2017年1月半ば。予定日が7月なのに果たしてそれまでに結婚式が可能なのだろうか、という不安が割と大きかったのを覚えてます。
結論から話すと嫁ちゃんの理想に近い結婚式場だったのでこの日に即契約を決めたんですが、数々の茶番があったのでそれを紹介させてください。

ちなみにこれは茶番とは無関係の似顔絵。ブライダルフェアの相談会参加特典の一つだったはず。きのこ頭してた頃の美化されまくった私が見れるのはこの似顔絵だけ。

茶番の数々

相談中に突然希望通りの日程が空く
出産予定日が7月なんで4月か5月がいいな〜って話をしてたんですが、4月や5月はもういっぱいで、ちょっと6月とかじゃないと難しいかも…ということでスタッフさんがバックヤードに確認へ。そして戻ってきたスタッフさん。
ス「先ほどちょうどキャンセルが入って4月1日が空いたんですがどうしますか!?」
すん「…」
日付がエイプリルフールなのも面白かったし希望に近い日付ではあるので、嫁ちゃんと話してOKしました。

ガバガバ設定の輪投げチャレンジ
ここの結婚相談会では輪投げチャレンジが開催されていて、5投チャレンジして重ねた得点の数で豪華特典が与えられるという内容の闇のゲームでした。9つの的にそれぞれポイントが割り振られていて、1投の最大点は中央にセットされた10点。50点満点を目指すゲームです。

50点満点の特典は確か「選択したプランから100万円(50万円かも)の割引」と、「2着目のドレス・スーツのレンタル料が半額」だったと思います。
さぞ難しいゲームかと思いきや、屈んで腕を伸ばしたら10cm先に10点の的があるというイージー具合。これミスる人いるんですか?ってスタッフさんに聞いたら、「いますよ!!」って言うから色んな意味でめちゃくちゃ怖かったです。
ちなみに当然のように50点満点をゲットしました。なんなん。

余裕の予算オーバー
これは茶番というわけではないですが、元々俺が数年前の家の購入で貯金が少なかったので、人数は100人未満かつ予算は150万円くらいでって伝えたんですよね。そうして出てきたプランを細かく見ていくと、装飾も少なく内容もあっさりな寂しい感じの結婚式になるのがカタログとの比較の時点で目に見える感じになっててやばかったので、嫁ちゃんと最低限必要と思うものをアレもコレもと足してたら最終的に400万円超えました。エグいて。
でも、これでも削って削って抑えた方だと思います。ただし、これまでの結婚式参加で「結婚式の満足度において食べ物のクオリティは大事」だと学んでいたのでそこはケチらずにいきました。明細残ってる気がするので見つけたら加筆したい。

プロフィールムービーのクオリティ
結婚式では衣装チェンジのタイミングで流れたプロフィールムービーと、退場時に流れた出席者向けメッセージムービーの2つのムービーが流れました。
プロフィールムービーは式場側が、メッセージムービーは自分が作りました。
これ、説明するのめちゃくちゃ難しい気がするんですけど、
“自分でムービーを2つ作って持ち込む”場合と、
“式場にムービーを1つ作ってもらって、自分でムービーを1つ作って持ち込む”場合
の金額が同じなんですよね。
持ち込み料とかいう謎システムのせいでこうなるんですけど、ムービーを作る労力を考えて我々は後者を選んだんですよ。
※ちなみに式場が2つ作る場合は上2パターンより結構高い値段になる

そしてこのプロフィールムービーを僕ら夫婦は後日見る(式後に渡される持ち込み荷物と共にDVDを渡される)んですけど、「渡された写真と文章をテンプレに当てはめました!!」って感じのクオリティでめちゃくちゃ落ち込みました。
結婚式をやり直す事になったら、俺が2つムービーを作る。そう断言します。
結婚式のムービーは信頼出来る友人か自作で用意した方がいいし、人に作ってもらうなら事前にチェックした方が絶対いいと感じた出来事でした。

式当日に薔薇の花束を買わさ(ry
いつかの結婚式の打ち合わせで嫁ちゃんが「男性から花束をもらった事がない」みたいな話をしていたんですけど、その話を覚えていた担当スタッフさんが結婚式当日の着替え途中に「奥さんに花束のプレゼント、サプライズでどうですか?」って提案してきたんですね。
薔薇の花束を用意出来ますよ、と。薔薇が一本あたり1,500円なんですけど、と。
すん「へー!ちなみに皆さん大体何本くらいで花束作るんですか??」
ス「100%の愛、で100本とかですかね。」

1,500円×100本=150,000円

この前泣く泣く予算を削ったのに凄い提案がきました。
すん「思ったより本数多いんですね…!」
ス「あとは永遠に、で108本とかですかね。」

増やすな。

既に俺のリソース(資金)は先述の予算オーバー祭りでカツカツ。
しかし結婚式の場で「じゃあ10本で!!!」みたいな節約モード丸出しの回答が出来るわけもなく、断りにくい上に見栄を張る以外の選択肢がない恐ろしい提案に対する最適解を探すこと5秒。
すん「26本で、1本はピンクでお願いします!!」
これは嫁ちゃんの当時の年齢25歳と、お腹にいる子どもを色違いの1本で表現するという、当時の俺の懐事情と虚栄心を満たす満点回答だった。気がする。
その花束がこちら。

しかし式場の攻撃はこれで終わらない。

花束を受け取って涙を流して喜んでいる嫁ちゃんに担当スタッフさんから提案が。
ス「この花束、枯れてしまっては勿体無いのでブリザードフラワーにしてインテリアにするのはいかがですか?32,500円なんですが」
すん「…」
嫁ちゃん「買います」
そんな感じで我が家の玄関には今でも2人で当日課金した薔薇の花束ブリザードフラワーが飾られております。

結婚式当日

結婚式当日ですけど、花束騒動やプロフィールムービー後日談はありつつもめちゃくちゃ楽しく過ごせました。従姉妹から日本酒を一気飲みさせられたり、スピーチを頼んだ地元の友人がスピーチで笑いを取りすぎて他の出席者の人からアイツ何者なんだと問い合わせがきたり、親父が泣くところを初めて見たりと二度と再現不可能な時間だと思います。

なお、結婚式の二次会は子どもが生まれてからのつもりでしたが、2021年の現時点で全く開催の気配がありません。

まとめ

そんな感じで色々と思い出に残る結婚式でした。書き起こしてみるとネタ感強いですね。ちなみにSNSで結婚や子どもの誕生を公表したのは2018年になってからなので、結婚式の話をここまで書いたり写真とか載せたのもこの記事が初めてだと思います。自分の記憶がバグってなければですが。

最後にこの結婚式を通して学んだことをまとめておきます。

・お金はどうやっても掛かる
・ご飯は金を掛けた方がいい
・ムービーは自分か周りの人に作ってもらう方が満足度が高い
・白い革靴はネットショップで買う方が安く済む
・薔薇の花束プレゼントは結婚式前日までに完了させておく方がいい

そういえば、結婚式の準備期間で嫁ちゃんとの喧嘩は一切ありませんでした。結婚式準備で夫婦喧嘩勃発って結構テンプレだと思ってたし実際よく聞く話だったんですが、自分たちには当てはまらなかったです。準備作業に関するコミュニケーションがちゃんと取れていたからな気がします。平和が一番。

 

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