どうも。
カレーばかり食べてるわけじゃありません。
すんすけです。
今回は俺がよく食べてると噂され過ぎている荻窪の”吉田カレー”に関する投稿です。
めちゃオシャレ。
これから俺と吉田カレーとの出会いや、俺の周りの10人に7人はいる「吉田カレーに行きたい…でもなんだか1人で行くのが不安…」っていう人が1人でお店に行けるようになる方法とかを書きます。
なお、この投稿は公開前にタイトルおよび全文を店主の吉田さんにご確認頂き、許可を得て載せています。
俺の悪ふざけにお付き合いさせてすみません。この投稿で少しでも売り上げに貢献出来ればと思います。(媚)
学生時代のバイト先で、料理長として働いていたのが吉田さんでした。筋トレとカレーをこよなく愛する吉田さんが楽しそうに料理をする姿を間近に見ながらバイトに勤しみ、共通の趣味であるフットサルも手伝って仲良くして頂いたのを今でも思い出します。
俺が社会人になってしばらくした頃に突然連絡が来ました。「独立してカレーの店をオープンする。是非一番に食べて欲しい。」と、まだ看板も作られていない状態のお店にお招き頂いて食したのが俺の一番最初の吉田カレーです。
ここまで書きましたが今の出会いの話は全部嘘で、本当は2012年に入団したフットサルチームで吉田店長と出会って、その時に吉田カレーの存在を知りました。当時のチームメイトと食べに行ったのが初来訪です。
一時期facebookにあまりにも吉田カレーの写真ばかりを投稿し過ぎて友達から「吉田カレーで働いてるの?」と疑われるレベルでしたが、最近では人並みなペースに落ち着きました。
2015年に数えたら年間30回を越える訪問をしていたので、2016年には年間50回という目標を立てて挑みました。結果は年間51回。
2016年は吉田さんが長い旅に出たりと休業期間がトータルで2ヶ月くらいあったシーズンです。営業日が週4日しかないお店に約10ヶ月で51回訪問って、なかなかな数字ではないでしょうか。
ちなみにお店のある荻窪は余裕で俺の通勤経路範囲外なので交通費の計算だけはしてはいけないと毎晩呪詛のように唱えてました。
(往復600円×51回訪問=あばばばばばばばば)
吉田カレーはルールが厳しいとか言っている人をよく見ますが、至ってシンプルです。
②頼む
③食す
④泣く
これだけです。が、これだけだと1人で行ける人が増えそうもないのでここからちゃんと細かく書きます。
①並ぶ
並び方のルールがあります。(画像参照)
店内には案内があるまで入らず、階段に並びます。階段の中に入りきらない人は青梅街道という道路沿いに並びます。横断歩道を塞がないようにしてください。あと、割り込みや並んでる人のところに途中合流するのは許されていません。全員揃ってから並びましょう。
やばいときは下の画像のセブンイレブンくらいまで並んでます。
調べたら50mくらいのようです。小学生の頃に駆け抜けた50mの距離を今は食事の為に並んでいる…何を言っているかわからないですが、感慨深いような気がします。
②頼む
ご飯の量、辛さ、トッピングを選びます。
ご飯の量
小(200g)、中(300g)、大(400g)があります。小より少なめで、と伝えると150gくらいにしてくれます。少食の人は絶対言った方がいい。米なしも対応してくれるので糖質制限戦士にも優しい。
吉田カレーはトッピングをすると結構ボリューミーになるので、初回はご飯を小か中にするのがいいと思います。俺は割と食べる側の人間ですが、いつもご飯を小にしてトッピングに全力を注いでます。
辛さ
辛口、甘口、MIX(辛口と甘口が半々)があります。
吉田店長のオススメは辛口ですが、結構本気で辛いのでいきなり辛口をいくより初回はMIXで様子見するのがいい気がします。
辛口の辛さの目安については表現が難しいんですが、俺の周りだと辛いの大好き!ってレベルの人は思ったより辛い!とびっくりしてて、激辛料理大好き!って人はこのくらいの辛さを求めてた〜って感じで食べてます。(諸説あり)
俺は「辛すぎるのは駄目だけど辛さが全くないより少し辛いくらいがいい」というワガママボーイなので、MIXの甘口多めという小技を使ってます。が、この小技は余程の手練れにしか許されていない禁じ手(吉田さん談)との事なので初回の会計で諭吉の束を積むか週4回通うのを半年続けてからやってください。いきなりやっても普通のMIXが出てきます。
MIXは甘口と辛口が無造作に盛りつけられてるので、辛口多めなゾーンや甘口多めなゾーンがあって楽しいです。辛口ゾーンがきつかったら自分で甘口ゾーンと混ぜましょう。
トッピング
2020年3月現在、ご飯の上にはキーマ&卵黄がデフォルトで乗ってます。(昔はトッピングメニューでした)
なので、それ以外のトッピングを考えましょう。
吉田カレー特製漬物
・焼きチーズ
チーズが豪快にバーナーで炙られる
・豚
軟骨までトロトロになってる柔らかい豚肉の煮込み
・追加キーマ
ご飯の上に乗ってるひき肉をさらに追加したい時用
・納豆
納豆
アイキャッチは俺の普段のオーダーである「ご飯小、MIX甘口多め、焼きチーズ、豚ダブル」の写真です。豚ダブルは顔を覚えてもらってる事が発動条件の大技なので、何度か通ってみてからチャレンジしてください。
断られてもメゲない、ショゲない、泣いちゃダメ。
気分を変えたいときは、さらに中華アチャールや納豆をトッピングしてます。味の雰囲気が変わって楽しいし美味しい。
あと、たまに吉田さんの気まぐれで限定トッピングをやってます。
限定トッピング情報はTwitterやfacebookの吉田カレーアカウントを見てください。
Twitterリンク⇒https://twitter.com/takahiro1300318
facebookリンク⇒https://ja-jp.facebook.com/takahiro1300318/
③食す
目の前にきたあなただけの吉田カレーを食しましょう。
お水はセルフサービス、食事後に台拭きでテーブルを軽く拭く、食べ終わったら長居せずに会計をするというのが吉田カレースタイルです。
これに加えて厨房側のカウンター席以外は提供時に皿を受け取りに行く、会計前に皿をカウンターの所定の場所に置きに行くというルールがありますが、店の構造的にどう考えても厨房にいる吉田さんに皿を運ばせる方が非効率的なのでナイスルールだと思います。
吉田カレーには黙ってご飯を食べなきゃいけないというルールなんてないんですが、お客さんは皆さん割と落ち着いたトーンの会話で静かな雰囲気で食べてます。そんな状況で大声での会話や馬鹿騒ぎが好まれるはずもないので、ワイワイガヤガヤしたい人は食事を済ませて居酒屋とかに移動するのがいいと思います。
また、食事を進めないで談笑をしているのも特に順番待ちのお客さんがいるような状況では好ましくないので、お連れさんとゆっくりお話したいなら食事を済ませて近くのカフェに行くのがオススメです。俺はサッと食べて大体隣のフレッシュネスバーガーに移動してお茶してます。
そもそも長居して楽しむタイプのお店じゃないって事を理解しておくと気楽です。
④泣く
LOVE涙色。
⑤その他にみんなが気にしてそうな事
座席
カウンタータイプが12席あります。2020年2月に4人掛けテーブル席は廃止されました。ので、4人以上で行くと吉田さんが困ります。3人掛けのカウンターが2つあるので、3人一緒に並びたい場合は少し待つ可能性がありますが希望する事は可能です。俺は大体1人か2人でいきます。
残してしまったら
トッピングやご飯の量を多くし過ぎたりなどで残してしまっても、パックに入れてお持ち帰りが可能です。残してそのまま帰るのは罰金システムになってるので、お持ち帰りする方がいいかと思います。
ゴミはゴミ箱に捨てる
正式に追加されたという最新の掟です。ゴミはゴミ箱に捨てましょう。吉田さんの手を汚させるわけにはいきません。
お店の貼り紙
吉田カレーと言えば!ってくらいに話題になる店内の貼り紙ですが、個人的にはそんなに難しいお願い事は書いてないと思います。
店の知名度が変わってお客さんの層が広がっていく中で、それでも店のクオリティを保てるように、吉田さんがこれまで体験してきた嫌な思いをするような出来事が繰り返されないようにするためのお願い事が書かれてます。
それぞれの価値観があると思うので、貼り紙の内容や吉田さんのSNS投稿に噛みつきたくなるような人は無理して吉田カレーに行かないでいいと思います。お互いのために。
以上!!!
マニュアル部分めっちゃ気合い入れて書きました。
この項目だけ1人500円で売りたい。
上記のマニュアルを読んでも一人で行くのはちょっと…って人や、そもそも関東圏にいない人たちにはこちら。
なんと、吉田カレーのレトルトがamazonで販売されてます。しかもお店で出しているモノを自社工場でそのままパックにしてるというこだわりの逸品。
そのこだわり故に一食あたりのお値段もお店と変わらない価格ですが、家でオリジナルトッピングをしたりして楽しめるので買う価値があると思います。俺は自作の豚肉生姜焼きを入れたりポークステーキをぶちこんだりして楽しんでます。
ラインナップは辛口、中辛、甘口の3種類。中辛はMIXかなって位の辛さですね。俺は中辛を甘口と混ぜたりして食べてます。在庫状況は都度変わるので、細かくチェックしてください。
※2020/3/11 追記
現在の取り扱いは中辛とチキンクリームカレーになっています。
【吉田カレーの凄いところ】
今でこそ食べログのカレー百名店に選ばれたりテレビで取り上げられるような存在の吉田カレーですが、俺が一番凄いなと思うのは吉田さんの柔軟さです。
メディア露出の際に決まり文句のように書かれる半開きのシャッターが全開で、階段近くに立て看板があった頃から通ってる俺は2012年からずっと吉田カレーの変化を見てきました。店の営業時間やスタイル、メニュー、価格などをその時の状況に合わせて修正し、吉田さん自身の求める店のクオリティに繋げながら味をアップデートし続けている吉田カレーの柔軟性とその企業努力にこそもっと目を向けられるべきだと思ってます。
というわけで、ここまで読んだ人は流石にもう1人で吉田カレーに行けると思うので頑張ってください。待ち行列で俺と会いましょう。